知っておきたい! 遠州ならではの「盆義理(ぼんぎり)」マナー

こんな方におすすめ
- 遠州地方のお盆のマナーについて知りたい方
- 「盆義理」について知りたい方
「盆義理」とは遠州独特の文化で、故人と親しかった友人や近所の方、会社関係の方が初盆のお宅へ訪問し、お参りすることをいいます。なかなか知らないお盆のマナー、実際にお参りに行く前に確認しましょう。
遠州独特の風習「盆義理(ぼんぎり)」とは
人が亡くなって初めて迎えるお盆のことを「初盆」といいます。一般的には遺族が先祖を迎えて供養するものですが、遠州地方のお盆は独特。初盆を迎えたお宅にお参りに伺う、「盆義理」と呼ばれる文化があります。
「盆義理」では、13日の夕方にお宅に伺うことが通例です。ただし、同じ遠州とはいえお盆の時期も7月と8月に地域によって分かれていますので、伺う日程には注意が必要です。事前に確認をしておきましょう。
盆義理に行くときのマナー
盆義理にお伺いする際はご仏前(お金)を持参します。不祝儀ののし袋には、「盆供」(ぼんく)と書きます。お盆の時期になるとコンビニなどでも「盆供」と書かれたのし袋が販売されていますので、それを利用するのもよいでしょう。服装は喪服でなくとも問題ありませんが、黒やグレーなど控えめな色がおすすめです。
当日はたくさんの方がお宅を訪れます。お施主様の負担にならないよう、「ご初盆でお懐かしゅうございます」といった挨拶と焼香にとどめ、長居せずに辞去するのが望ましいでしょう。
お盆のお供え物も、パルモ葬祭にお気軽にご相談ください
知り合いの方で初盆を迎えるお宅がある場合、生花・籠盛・盆提灯の注文も承っています。地域や宗派で作法が変わることもありますので、気になることはお近くのパルモ葬祭式場へご相談ください。