地域別のしきたり
遠州地方のお盆の供養「施餓鬼」
こんな方におすすめ
- 遠州地方のお盆について知りたい方
- 地域の風習について知りたい方
遠州の地域に伝わる独特のお盆文化。ここでは、お盆期間中の法要「施餓鬼」(せがき)についてご紹介します。
「内施餓鬼」とは?
自宅に初盆の祭壇や供物などを飾り故人を華やかに迎え、 僧侶に読経をしていただき供養をすることを「内施餓鬼」(うちせがき)といいます。ご親族を招き法事を行うことが多いため、事前に日程をお伝えし、集まる人数を把握しておくとよいでしょう。僧侶の読経の後は親族揃って会食をすることが一般的ですので、食事のご用意も忘れてはならないポイントの一つです。さらに、集まってもらった方への返礼品もご用意します。内施餓鬼に参列するご親族は、施主宅へお供え物をご用意するとよいでしょう。
お寺での供養「寺施餓鬼」
寺施餓鬼(てらせがき)とは、檀家の方々がお寺に集まり供養することをいいます。 その際初盆のお宅は、お供えしていた「籠盛」と「施餓鬼米」を納めます。 僧侶によるお経のあと、お墓参りをし、解散するのが一般的な流れです。 ただし、お寺によって納めるものや所作が変わるので、事前に菩提寺に確認しておくと安心でしょう。地域よって風習が異なることもありますので、ご不明点や不安な点はご相談ください。
初盆の準備はパルモ葬祭まで
遠州の初盆は独特な風習があり、不安を抱えている方も多くいらっしゃいます。必要な道具類や進め方、食事、返礼品やお供え物のご準備など、ご不明点があればいつでもパルモ葬祭にご相談ください。